ひかり電話なし環境でRouterBoardを用いてDS-Liteをしてみる

ひかり電話を解約したので、ひかり電話が無い環境でRouterBoardはドコまで使えるかを試す第2段!
今回は、みんな大好きDS-Liteの設定編です。

環境

  • RouterBoard 2011UiAS
  • RouterOS v6.42.3

設定

前提条件

事前に、RouterBoardがIPv6通信できるように、コレをしていること。

IPIPv6トンネルの作成

DS-Liteの中核となるIPIPv6トンネルを作成する

  1. Interfaces -> Interfaceタブ -> Add Newをクリック
  2. メニューからIPIPv6 Tunnelをクリック
  3. 以下の要領で必要項目を入力
    Name:好きなように入力
    Local Address:入力しない
    Remote Address:2404:8e00::feed:100 (gw.transix.jpのAAAAレコードを入力)
  4. OKをクリック

Routingの設定

IPv4のパケットをIPIPv6トンネルを通るように設定する

  1. IP -> Routes -> Routesタブ -> Add Newをクリック
  2. 以下の要領で必要な項目を入力
    Dst. Address:0.0.0.0/0
    Gateway:先ほど作成したIPIPv6トンネルを指定
  3. OKをクリック

DNSの設定

RAを受信しただけでは、DNSの設定が反映されなかったので、DNSサーバを設定する

  1. IP -> DNSをクリック
  2. ServersにGoogle Public DNSなどの指定する (2001:4860:4860::8888など)
  3. Applyをクリック

これにて、設定は以上。

動作確認

  1. LocalのPCからPublicなサーバに対してPingが届くか試す。(8.8.8.8など)
  2. Webブラウザを用いて、あらゆるサイトにアクセスできるか確認。(ameblo.jp, www.yahoo.co.jp, www.google.co.jpなど)
  3. http://ipv6-test.com/ など、アクセス元のIPアドレスを表示してくれるサービスを用いて、IPv4がtransix.jpからのホストに鳴っていることを確認する。

まとめ

とても簡単に設定できました。ひかり電話ありパターンと比べて設定量はほぼ変わらないですね。
ひかり電話はなくても、RouterBoardを持っていて、DS-Liteを使えるプロバイダを契約しているのであれば、是非設定してみてはいかがでしょうか?

まだまだ、ひかり電話なし環境でRouterBoardはドコまで使えるのか試していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です