ここ最近、RouterBoardがとても安定して動いているので、何もせずただRouterOSをUpdateする日々が続いています。
ところが、ふとWebfigをながめていると「Kid Control」と初見の項目が増えていたので、試してみました。
環境
- RouterBoard 2011UiAS
- RouterOS v6.42.3
設定してみた
いつものように、Webfigのみで設定していこうとしたのですが、一部Webfigから設定がうまく反映されない項目がありましたので、所々Terminalがでてきます。
詳細は、MikroTikのManualをご覧ください。ココ
Kidsを作る
IP > Kid Control > Kidsタブ で「Add New」をクリック
本来、ここで曜日ごとの利用可能な時間帯や、Band Limitを設定できるのですが、
設定が上手く反映できなかったので、Terminalから設定していきます。
ssh などでRouterBoardにログインし、以下のように kids を追加する
内容としては、平日は9:00-21:00使用可、土曜は一日中使用可、日曜は使用不可です。
[admin@RouterBoard] > /ip kid-control add name=kid3 sun="" mon="09:00-21:00" tue="0
9:00-21:00" wed="09:00-21:00" thu="09:00-21:00" fri="09:00-21:00" sat="00:00-24:
00" disabled=no
確認はこんな感じ
[admin@RouterBoard] > /ip kid-control print
Flags: X - disabled, P - paused, B - blocked, L - rate-limited
# NAME SUN MON TUE WED THU FRI SAT
0 B kid1 9h-21h 9h-21h 9h-21h 9h-21h 9h-21h 0s-1d
Kidが追加できたら、いつものようにWebfigから設定していきます。
DeviceとKidsを紐付ける
IP > Kid Control > Devicesタブ で「Add New」をクリック
Kidsと紐付けたいDeviceのMACアドレスを入力し、User(Kids)を指定する
入力したらOKをクリックし閉じる。
動作確認
使用可状態の時と使用不可状態の時での違いは、Firewallにレコードの有無でしかないです。
使用不可状態の時は、以下のように IN, OU T共にそのデバイス狙い撃ちのRejectレコードが追加されます。
所感
家電量販店で販売しているWifiルータに搭載されているペアレントコントロール機能のような感じですね。
子どもができたときに、もしかしたら使う機能なのかなと思いました。
お子様が居る家庭でRouterBoardを使用している方がいらっしゃいましたら、この機能を使ってみるのもいいかもですね。
それでは、2018年最初の記事でした。